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城山
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じょうざん
ふりがな文庫
“
城山
(
じょうざん
)” の例文
大川が急に折れて
城山
(
じょうざん
)
の
麓
(
ふもと
)
をめぐる、その
崖
(
がけ
)
の上を豊吉
独
(
ひと
)
り、おのが影を追いながら小さな
藪路
(
やぶみち
)
をのぼりて行く。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
不幸にして自分は
城山
(
じょうざん
)
の公園に建てられた光栄ある興雲閣に対しては
索莫
(
さくばく
)
たる
嫌悪
(
けんお
)
の情以外になにものも感ずることはできないが、農工銀行をはじめ、二
松江印象記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
小川の
水上
(
みなかみ
)
の柳の上を遠く
城山
(
じょうざん
)
の
石垣
(
いしがき
)
のくずれたのが見える。秋の初めで、空気は十分に澄んでいる、日の光は十分に鮮やかである。画だ! 意味の深い画である。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
城山
(
じょうざん
)
は真っ黒な影を河に映している。
澱
(
よど
)
んで流るる
辺
(
あた
)
りは鏡のごとく、瀬をなして流るるところは月光砕けてぎらぎら
輝
(
ひか
)
っている。豊吉は夢心地になってしきりに流れを下った。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“城”で始まる語句
城
城砦
城址
城下
城廓
城普請
城塞
城戸
城跡
城壁