旧字:國造
……さうして出雲のおみ天穂日命の後裔が初めて武蔵の国造に任ぜられ当社に奉仕してから代々の国造が祭を掌ることになつた、といふ。
命はそれをまにお受けになって、その野原の中へはいっておいでになりますと、国造は、ふいにその野へ火をつけて、どんどん四方から焼きたてました。
“国造”の解説
国造(くに の みやつこ、こくぞう、こくそう)は、古代日本の地方行政機構において、旧来からの氏姓制に基づき地方を治める官職の一種。また、その官職に就いた人を指す。ヤマト王権が国の範囲を行政区分として認定し、その長として国造を認定した。
古墳時代より続くその地方を支配する地方豪族が任じられ、旧来と同様に、その国内で軍事権(国造軍)、行政権、裁判権などを担った。しかし、大和朝廷に服し、任じられる立場へ変わった。
大化の改新・律令制開始以降は、支配権を持たず主に祭祀を司る世襲制の名誉職となった(律令国造)。
律令制下では、それまで地方豪族は地方官である郡司層に就き、地方では旧来の氏姓制が律令制を支えた。また一族は武力の保有や馬の飼育を続けた。平安初期には没落が進み、新たな地方有力層に取って代わられた。
(出典:Wikipedia)
古墳時代より続くその地方を支配する地方豪族が任じられ、旧来と同様に、その国内で軍事権(国造軍)、行政権、裁判権などを担った。しかし、大和朝廷に服し、任じられる立場へ変わった。
大化の改新・律令制開始以降は、支配権を持たず主に祭祀を司る世襲制の名誉職となった(律令国造)。
律令制下では、それまで地方豪族は地方官である郡司層に就き、地方では旧来の氏姓制が律令制を支えた。また一族は武力の保有や馬の飼育を続けた。平安初期には没落が進み、新たな地方有力層に取って代わられた。
(出典:Wikipedia)
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