“四面楚歌”の読み方と例文
読み方割合
しめんそか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
師直、師泰にたいする反感が、顕氏までを敵側に走らせたものであると分っていたが、それにせよ今はどこも四面楚歌である。腹をすえる時だと思った。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幸に部内の人は私を知っており、物の道理をわきまえ、私を支持してくれたが、門を出ずれば四面楚歌の声だ。
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
さりとて今さら中止するわけにも行かないので、四面楚歌のうちに一週間ほども興行をつづけていると、警視庁でも輿論の沸騰にかんがみて、さらに劇場に対して上演中止を命令した。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)