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喫
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や
ふりがな文庫
“
喫
(
や
)” の例文
……ヤ……ドッコイショ……と……ああ忙しかった。どうだい葉巻を一本……何だ
喫
(
や
)
らないのか。それじゃ僕だけ失敬する。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
由「じア
喫
(
や
)
ってみましょう………これは恐入ったね、中々柔かで仕末にいけません、姉さん、此の玉子焼は真白だねえ」
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
僕は余り酒を
喫
(
や
)
らんが、
書物
(
しょもつ
)
は格別持たず、面会に来るものはないし、退屈で
堪
(
たま
)
らんから白葡萄酒を買ってゴロゴロしながらチビチビ飲む。三日で一本明けたが、終日陶然としてイイ心持でした。
最後の大杉
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
「
喫
(
の
)
みたまえ。……そうだ、
煙草
(
たばこ
)
を
喫
(
や
)
るんだっけな。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
仙台河岸へ船をもやって一服
喫
(
や
)
ってると、船の中へザブリと水が跳ね込んだから、何だと思って苫を
撥
(
は
)
ねて向うを見ると、頭巾を冠った侍が
長
(
なげ
)
えのを
引抜
(
ひっこぬ
)
いて立って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
何をたって連藏さんとは心安い
者
(
もん
)
で、
茸
(
きのこ
)
を
些
(
ちっ
)
とばかり採ったから商売の種に遣りてえと思って持って来て、縁側で一服
喫
(
や
)
って居ると、向うの離座敷で暴れ廻る客があるだ
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
喫
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
“喫”を含む語句
喫驚
喫茶店
喫煙室
喫飯
喫了
黄泉戸喫
喫茶
一喫
喫茶室
満喫
喫烟
滿喫
召喫
喫煙珈琲店
喫掛
喫茶館
喫付
飲喫
面喫
着衣喫飯
...