トップ
>
吹寄
ふりがな文庫
“吹寄”の読み方と例文
読み方
割合
ふきよ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきよ
(逆引き)
禁制品を一つ見付ける
毎
(
ごと
)
に、頬の肉を引き曲げるような苦笑いが、橋の袖に
吹寄
(
ふきよ
)
せられた町人共を、吹き溜りの紙っ切れのように顫えさせたのです。
礫心中
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
只管
(
ひたすら
)
人懐
(
ひとなつ
)
かしさに、進んで、喜んで朝から出掛ける……
一頃
(
ひところ
)
皆無
(
かいむ
)
だつた
旅客
(
りょかく
)
が急に
立籠
(
たてこ
)
んだ時分は
固
(
もと
)
より、今夜なども
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
の
落溜
(
おちたま
)
つたやうに方々から
吹寄
(
ふきよ
)
せる客が十人の上もあらう。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹寄(ふきよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
“吹”で始まる語句
吹
吹聴
吹雪
吹上
吹出
吹聽
吹込
吹矢
吹掛
吹消
検索の候補
寄吹
“吹寄”のふりがなが多い著者
泉鏡花
野村胡堂