ぶら)” の例文
足の皮がやっこいだからね、お待ちなせえ、私ア独り歩くと怖えから、提灯をけねえで此の通りぶらさげているだ。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と是からそこ/\に致して、余った下物さかなを折に入れて、松蔭大藏は神原の小屋へ参り、此方こちらい心持に折をぶらさげて自分の部屋へ帰ってまいりまして、にこ/\しながら
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)