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吊手
ふりがな文庫
“吊手”の読み方と例文
読み方
割合
つりて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つりて
(逆引き)
早四郎は障子を開けたなと思っていますと、ぷつり/\と、吊ってありました
幮
(
かや
)
の
吊手
(
つりて
)
を切落し、寝ている上へフワリと乗ったようだから
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
駕籠のうちは、事変の直後、一番使者として江戸を立った
早水
(
はやみ
)
藤左衛門と
萱野
(
かやの
)
三平が、駕籠の天井から
晒布
(
さらし
)
の
吊手
(
つりて
)
を下げて
縋
(
すが
)
り、頭には白鉢巻、腹にも
白布
(
しらぬの
)
を巻いて、乗っていた。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
本堂の
隅
(
すみ
)
なる
蚊帳
(
かや
)
の
吊手
(
つりて
)
かな
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
吊手(つりて)の例文をもっと
(4作品)
見る
“吊手(つり革)”の解説
つり革(吊革、つりかわ)は、鉄道車両やバスなどの乗り物で、立っている姿勢の乗客(立位乗客)が身体を支えるための支持具。吊手(つりて)ともいう。
立っている姿勢の乗客が身体を支えるための支持具には、つり革のほかに手すりがあるが、つり革のほうは日本以外では手すりほど普及しているわけではない。鉄道車両に関する欧米の規格やガイドラインでは手すりについては径の推奨値等が定められているが、つり革については寸法等は定められていない。
(出典:Wikipedia)
吊
漢検準1級
部首:⼝
6画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“吊手”の関連語
吊革
“吊”で始まる語句
吊
吊下
吊橋
吊皮
吊洋燈
吊上
吊台
吊臺
吊籠
吊鐘
“吊手”のふりがなが多い著者
高浜虚子
三遊亭円朝
吉川英治