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可羞
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はづかしさ
ふりがな文庫
“
可羞
(
はづかしさ
)” の例文
この時彼の
小
(
ちひさ
)
き胸は破れんとするばかり
轟
(
とどろ
)
けり。
半
(
なかば
)
は
曾
(
かつ
)
て覚えざる
可羞
(
はづかしさ
)
の為に、半は
遽
(
にはか
)
に
大
(
おほい
)
なる
希望
(
のぞみ
)
の宿りたるが為に。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
貫一は
瞬
(
まばたき
)
も
為
(
せ
)
で
視
(
み
)
てゐたり。宮は窮して彼に会釈さへ
為
(
し
)
かねつ。娘気の
可羞
(
はづかしさ
)
にかくあるとのみ思へる唯継は、
益
(
ますます
)
寄添ひつつ、
舌怠
(
したたる
)
きまでに
語
(
ことば
)
を
和
(
やはら
)
げて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜