可申述もうしのぶべく)” の例文
暑中の御見舞いを兼ね、いささか老生日頃の愚衷など可申述もうしのぶべくそうろう。老生すこしく思うところ有之これあり、近来ふたたび茶道の稽古にふけり居り候。
不審庵 (新字新仮名) / 太宰治(著)
拙作に対する質問に答へんは弁護がましく聞えて心苦しき限りながら、議論は議論にて巧拙の評にあらねば愚意こころみ可申述もうしのぶべく候。
あきまろに答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
過日御示おしめし被下くだされそうろう貴著瘠我慢中やせがまんちゅう事実じじつ相違之廉そういのかどならぴ小生之しょうせいの所見しょけんもあらば云々との御意ぎょい致拝承はいしょういたしそうろう。昨今別而べっして多忙たぼうつきいずれ其中そのうち愚見ぐけん可申述もうしのぶべくそうろうまず不取敢とりあえず回音かいおん如此かくのごとくに候也。
拙作に対する質問に答えんは弁護がましくきこえて心苦しき限りながら議論は議論にて巧拙の評にあらねば愚意こころみ可申述もうしのぶべく候。
あきまろに答ふ (新字新仮名) / 正岡子規(著)
何より御答へ可申もうすべきかと惑ひ候へども思ひ出すままに一つづつ可申述もうしのぶべく候。
人々に答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)