“古哥(こか)” の例文
雪吹(ふゞき)は樹(き)などに積(つも)りたる雪の風に散乱(さんらん)するをいふ。其状(そのすがた)優美(やさしき)ものゆゑ花のちるを是に比(ひ)して花雪吹(はなふゞき)といひて古哥(こか)にもあまた見えたり。
されば元日の初日影も惟(たゞ)雪の銀世界(せかい)を照(てら)すのみ。一ツとして春の景色(けしき)を不見(みず)。古哥(こか)に「花をのみ待らん人に山里の雪間(ま)の草の春を見せばや」とは雪浅き都(みやこ)の事ぞかし。
されば元日の初日影も惟(たゞ)雪の銀世界(せかい)を照(てら)すのみ。一ツとして春の景色(けしき)を不見(みず)。古哥(こか)に「花をのみ待らん人に山里の雪間(ま)の草の春を見せばや」とは雪浅き都(みやこ)の事ぞかし。
𪃈𪇊(あぢかも)といふべきを省(はぶ)けるならん、あぢかもとは古哥(こか)にもあまたよめり。
○ 古哥(こか)ある旧蹟(きうせき)