受付うけつけ)” の例文
給仕に名刺をわたして、ほこりだらけの受付うけつけつてゐるあひだかれはしばしばたもとから手帛ハンケチして、鼻を掩ふた。やがて、二階の応接へ案内された。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ところがふしぎに、それが門番もんばんとか、受付うけつけとか、地位ちいひく人々ひとびとにかぎっていました。さもなければ、大衆食堂たいしゅうしょくどうまえへならぶような人々ひとびとであります。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると受付うけつけとかいてあるところの窓があいて
あたまでっかち (新字新仮名) / 下村千秋(著)