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及第
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きゅうだい
ふりがな文庫
“
及第
(
きゅうだい
)” の例文
君は今夜はみごとに
及第
(
きゅうだい
)
だ。しかし、月の話はまだあるんだよ。今夜のよりは、もっとふしぎな実験が、まだ残っているんだよ。
智恵の一太郎
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「僕は落第しっこありませんが、照彦様より上にならないで
及第
(
きゅうだい
)
しろってご注文ですから、手かげんがむずかしいんです」
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
勝手にしやがれと思い思い、何だか気になるから開けてみたら、
豈計
(
あにはか
)
らんやだ。試験官の直筆だったが
及第
(
きゅうだい
)
も及第。とりあえずお芽出度う存ずる。
焦点を合せる
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「決心したって、死ぬわねえ。わたしなんか是非
及第
(
きゅうだい
)
するつもりだったけれども、とうとう落第してしまったわ」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
松葉
(
まつば
)
づえの
少年
(
しょうねん
)
は、
及第
(
きゅうだい
)
したろうか。」と、
思
(
おも
)
ったからです。どうしたのか、その
姿
(
すがた
)
は
見
(
み
)
えませんでした。このとき、
思
(
おも
)
いがけない
事件
(
じけん
)
が
起
(
お
)
こったのです。
中学へ上がった日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
その試験に
及第
(
きゅうだい
)
すれば一千ルピーの賞典を英領インド政府から貰えるです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
昨晩やっと
及第
(
きゅうだい
)
いたしましてこちらに
赴任
(
ふにん
)
いたしました。
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
このだだっ子をだましすかして
及第
(
きゅうだい
)
のできるように計らわなければならない。子供の仕事としては荷が勝っている。祐助さんが案じるのもここだ。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“及第”の意味
《名詞》
及第(きゅうだい)
試験に合格すること。
(出典:Wiktionary)
及
常用漢字
中学
部首:⼜
3画
第
常用漢字
小3
部首:⽵
11画
“及”で始まる語句
及
及腰
及川
及時雨
及至
及位
及落
及衆
及暁
及門