“きゅうだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
及第100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「決心したって、死ぬわねえ。わたしなんか是非及第きゅうだいするつもりだったけれども、とうとう落第してしまったわ」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
松葉まつばづえの少年しょうねんは、及第きゅうだいしたろうか。」と、おもったからです。どうしたのか、その姿すがたえませんでした。このとき、おもいがけない事件じけんこったのです。
中学へ上がった日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その試験に及第きゅうだいすれば一千ルピーの賞典を英領インド政府から貰えるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)