あが)” の例文
旧字:
「お客来きやくらいの所へあがりまして、伯母さん、飛んだお邪魔致しましてネ」と梅子の気兼ねするに「ほんとにねエ」とお加女も相和す
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
斯ういう身の上でございますから遠慮致しまして、是まで伺いませんでしたが、大分だいぶお悪い御様子だと承りましたから、一寸ちょっと御病間で、お顔だけでも拝見して帰りたいと存じましてあがりました