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厚総
ふりがな文庫
“厚総”の読み方と例文
読み方
割合
あつぶさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつぶさ
(逆引き)
唐綾縅
(
からあやおどし
)
の
鎧
(
よろい
)
を着、柿形兜を
猪首
(
いくび
)
にかむり、渋染め
手綱
(
たづな
)
に
萠黄
(
もえぎ
)
の
母衣
(
ほろ
)
、こぼれ桜の
蒔絵
(
まきえ
)
の鞍、五色の
厚総
(
あつぶさ
)
かけたる
青駒
(
あおごま
)
、これに打ち乗ってあらわれた武士は
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
遠野の城下はすなはち煙花の街なり。馬を駅亭の主人に借りて
独
(
ひと
)
り郊外の村々を巡りたり。その馬は
黔
(
くろ
)
き海草をもちて作りたる
厚総
(
あつぶさ
)
を掛けたり。虻多きためなり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
馬具なども同様で、
厚総
(
あつぶさ
)
を掛けた方が好かろうという説を出した人がありましたけれども、どうも戦乱の世の中に厚総も感心しないだろうというので、この説は取りませんでした。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
厚総(あつぶさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
総
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
“厚”で始まる語句
厚
厚顔
厚意
厚司
厚誼
厚情
厚木
厚狭
厚衾
厚板
“厚総”のふりがなが多い著者
柳田国男
高村光雲
国枝史郎