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博陵
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はくりょう
唐の貞元年中、
博陵の
崔慎思が
進士に挙げられて上京したが、京に然るべき
第宅がないので、他人の別室を借りていた。
僥倖にも、
曹仁、
曹洪の二大将は、この大難から辛くもまぬかれて、
博陵の
渡口まで逃げてきたが、たちまち一
彪の軍馬が道を遮断して呼ばわった。
崔は長安の
永楽里という処に住んでいた。
博陵の生れで
渭南に別荘を持っていた。貞元年中のこと、
清明の時分、渭南の別荘へ帰って往ったが、ある日、
昭応という処まで往くと陽が暮れてしまった。
「
博陵の
崔州平、
潁州の
石広元、
汝南の
孟公威、
徐庶そのほか、十指に足らん」
「孔明の友人、
博陵の
崔州平ともうす者です」