“はくりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
博陵50.0%
白竜25.0%
伯竜12.5%
伯良12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僥倖ぎょうこうにも、曹仁そうじん曹洪そうこうの二大将は、この大難から辛くもまぬかれて、博陵はくりょう渡口わたしまで逃げてきたが、たちまち一ぴょうの軍馬が道を遮断して呼ばわった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その上から漁師の子が自分の衣を脱いでなげうち、あまねく夜叉の体を覆うと、狗ども夜叉を人と心得、寄り集まって食い尽したとある処が、白竜はくりょう魚服ぎょふくして予且に射られた故事に似て居る。
面白い。いや、真剣だ。——天人にはまだ修業が足りない。地獄、餓鬼、畜生、三途さんずが相当だ。早い処が、舞台で、伯竜はくりょうの手から、羽衣を
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「これは三保の松原に、伯良はくりょうと申す漁夫にて候。万里の好山に雲たちまちに起り、一楼の明月に雨始めて晴れたり……」
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)