“伯竜”のいろいろな読み方と例文
旧字:伯龍
読み方割合
はくりゅう50.0%
はくりょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
富士の姿に満月の襟元を思い浮かめ、三保の松原に天女を抱き止めた伯竜はくりゅうの昔を羨み、駿府から岡部、藤枝を背後うしろに、大井川の渡し賃にけなしの懐中ふところをはたいて、山道づたいの東海道。
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
面白い。いや、真剣だ。——天人にはまだ修業が足りない。地獄、餓鬼、畜生、三途さんずが相当だ。早い処が、舞台で、伯竜はくりょうの手から、羽衣を
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)