“十兩”の読み方と例文
読み方割合
じふりやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねんごろにのたまひつも、目録もくろくへて金子きんす十兩じふりやう其賞そのしやうとしてたまひければ、一度いちどうらめしとも口惜くやしともおもへりしが、いまたゞなみだにくれて、あはれ此君このきみのためならば、こゝにてなむと難有ありがたがる。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)