十五夜じゆうごや)” の例文
それがだん/\つのつて、七月しちがつ十五夜じゆうごやなどにはいてばかりゐました。おきなたちが心配しんぱいして、つきることをめるようにとさとしましたけれども
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
ある因縁いんねんがあつて、この世界せかいてゐるのですが、いまかへらねばならぬときになりました。この八月はちがつ十五夜じゆうごやむかへのひとたちがれば、おわかれしてわたし天上てんじようかへります。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)