勅命ちょくめい)” の例文
第四十五条 衆議院解散ヲ命セラレタルトキハ勅命ちょくめいもっあらたニ議員ヲ選挙セシメ解散ノ日ヨリ五箇月以内ニこれヲ召集スヘシ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
なんじら二人とも天皇のおおせに従わず、無礼なふるまいばかりしているので、勅命ちょくめいによって、ちゅうばつにまいったのだ
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
この師走しわすの初め頃、今出川殿討滅御祈祷きとう勅命ちょくめいが興福寺に下りました折ふしは、いやにぎやかなことでございましたな。さてもこの世の嵐はいつ収まることやら目当てもつきませぬ。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
勅命ちょくめいなくして兵を動かし、重臣を殺害したということは、明らかに叛乱だ。そういうことが日本にあろうとは、諸君はゆめにも思わなかったにちがいない。しかし残念ながらこれは事実だ。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
第四十二条 帝国議会ハ三箇月かげつもっテ会期トス必要アル場合ニおいテハ勅命ちょくめいもっこれヲ延長スルコトアルヘシ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
この師走しわすの初め頃、今出川殿討滅御祈祷きとう勅命ちょくめいが興福寺に下りました折ふしは、いやにぎやかなことでございましたな。さてもこの世の嵐はいつ収まることやら目当てもつきませぬ。
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)
第七十三条 将来ノ憲法ノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ちょくめいもっテ議案ヲ帝国議会ノスヘシ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)