判物はんもの)” の例文
なし是より伊賀亮等の三人は美濃みのへ立もどり川越浦賀の兩所にて金子は三千兩餘出來しゆつたいせしと物語れば皆々大によろこまづ六郎兵衞に夫々の判物はんものわたせしかば六郎兵衞は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
三寶へ戴て恭々敷うや/\しく持出し四人の者へ拜見致させたり四人は此二品を拜見して驚き入り何卒なにとぞ家來けらいに御召かゝへ下され度と詞をつくして願ひける是に依て四人より金子四百兩を才覺さいかくして差出し御判物はんもの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)