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切肉
ふりがな文庫
“切肉”の読み方と例文
読み方
割合
きりみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりみ
(逆引き)
「貴様の
家
(
うち
)
まで行く用はない。金が欲しさに云いよるのじゃないぞ。今喰うた
切肉
(
きりみ
)
を元の通りにして返せて云いよるとぞ」
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
すると、そこへ袖口に下士の星章一つ附けた
老人
(
としより
)
が入つて来た。鬚も
頭髪
(
あたまのかみ
)
も雪のやうに真白だつたが、丈夫な
性
(
たち
)
だと見えて、顔は鮭の
切肉
(
きりみ
)
のやうな色をしてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
味噌桶
(
みそおけ
)
、米俵、酒の
瓶
(
かめ
)
、塩鮭の
切肉
(
きりみ
)
、
醤油
(
しょうゆ
)
桶、
帚
(
ほうき
)
、
埃
(
ちり
)
取り、
油壺
(
あぶらつぼ
)
、綿だの布だの糸や針やで室一杯に取り乱してあり、弓だの鉄砲だの
匕首
(
あいくち
)
だの、こうした物まで隠されてあるが
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
切肉(きりみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
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夢野久作