分迄ぶんまで)” の例文
となしつひむなしくなりしかば是より利兵衞は毎年江戸えど得意とくい井筒屋の分迄ぶんまで一人ひとりにて廻りける故にはかあきなひ多くたちまち多分の金子きんすまうけ二人前かせぎけるにぞ五六年の中に餘程よほどの金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)