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出盛
ふりがな文庫
“出盛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
でさか
66.7%
でざか
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でさか
(逆引き)
それが向うでは東京廻しといって最下等品だ。その代り春子の
出盛
(
でさか
)
りは一升五、六銭で買えるようになる。寒子は一升四十銭位だ。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
この部落に住んでいる人間が
総
(
そう
)
がかりになった上に、その何十倍か何百倍のクーリーを使っても、豆の
出盛
(
でさか
)
りには持て余すほど荷が後から後からと出てくる。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出盛(でさか)の例文をもっと
(6作品)
見る
でざか
(逆引き)
当日の夜はまた一層の人出で、八時から九時頃にかけて
出盛
(
でざか
)
る。今日のように社の前を電車が通ってはおりません。
幕末維新懐古談:42 熊手を拵えて売ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
……夜あかしだと聞く怪談には、この時刻が
出盛
(
でざか
)
りで、村祭の
畷
(
なわて
)
ぐらいは
人足
(
ひとあし
)
が落合うだろう。
俥
(
くるま
)
も並んでいるだろう、……は大あて違い。ただの一台も見当らない。前の広場も暗かった。
露萩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
出盛(でざか)の例文をもっと
(3作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
盛
常用漢字
小6
部首:⽫
11画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲
“出盛”のふりがなが多い著者
村井弦斎
岩野泡鳴
作者不詳
泉鏡太郎
夏目漱石
泉鏡花
高村光雲