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処刑
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しょけい
ふりがな文庫
“
処刑
(
しょけい
)” の例文
旧字:
處刑
あとから又平河町の家へ舞い戻って、例の「村井長庵」なる事件を起して
処刑
(
しょけい
)
されるに到ったのは、数年後のことである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
見物はたいてい火のかかるのを、今か今かと待っていたのである。役人はまた
処刑
(
しょけい
)
の手間どるのに、すっかり退屈し切っていたから、話をする勇気も出なかったのである。
おぎん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
どうしても何かの精霊どもの話し声に
違
(
ちが
)
いない。最近に王の前で
処刑
(
しょけい
)
されたバビロンからの
俘囚
(
ふしゅう
)
共の死霊の声だろうという者もあったが、それが本当でないことは誰にも
判
(
わか
)
る。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
火を用い、槍を用い、鉄砲を用い、五百余人の男女を辻々で
処刑
(
しょけい
)
したので、世人は信長のきびしさに
戦慄
(
せんりつ
)
した。そして誰も皆、信長の一面にある
残虐性
(
ざんぎゃくせい
)
というものに少なからず眼を
蔽
(
おお
)
うた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『
否
(
いえ
)
、
私
(
わたくし
)
の
両親
(
りょうしん
)
は、
身体上
(
しんたいじょう
)
の
処刑
(
しょけい
)
は
非常
(
ひじょう
)
に
嫌
(
きら
)
っていたのです。』
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“処刑(
死刑
)”の解説
死刑(しけい、英語: capital punishment)は、対象者(死刑囚)の生命を奪い去る刑罰である。暴力的な表現を比較的控えられるよう、「」あるいは「」とも表現される。処刑とは「刑」に「処」すことなので必ずしも死刑とは限らないが、一般的に「処刑」の単語は死刑のみで使われる。なお、刑罰の分類上は生命刑に分類される。
(出典:Wikipedia)
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
“処刑”で始まる語句
処刑場
処刑台