「えっ、では、老先生の明智と熱とをもって、ご子息の冤罪を主張なされても、やはり、郁次郎殿は、罪人ときまったのでございますか」
いかに彼が冤罪を訴えても、小判二枚を持っていたという証拠がある以上、なかなかその疑いは晴れそうもなかった。しかも彼は幸運であった。
理不尽に引っ括って痛め吟味にでも掛ければ、直ぐにも冤罪を引受けそうな気の弱い連中ばっかりじゃ。
「じゃ、冤罪でしょうか」
“冤罪”の意味
“冤罪”の解説
冤罪(えんざい)とは、「無実であるのに犯罪者として扱われること」を指す。俗に、「濡れ衣」や「無実の罪」ともいう。法的な誤りなどによって生じる。
(出典:Wikipedia)
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