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内儀
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つま
ふりがな文庫
“
内儀
(
つま
)” の例文
目鼻だちの何處やらが
水子
(
みづこ
)
にて亡せたる總領によく似たりとて、今はなき人なる地主の
内儀
(
つま
)
に可愛がられ、はじめはお大盡の旦那と尊びし人を、父上と呼ぶやうに成りしは其身の
幸福
(
しやわせ
)
なれども
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
目鼻
(
めはな
)
だちの
何處
(
どこ
)
やらが
水子
(
みづこ
)
にて
亡
(
う
)
せたる
總領
(
そうりやう
)
によく
似
(
に
)
たりとて、
今
(
いま
)
はなき
人
(
ひと
)
なる
地主
(
ぢぬし
)
の
内儀
(
つま
)
に
可愛
(
かあい
)
がられ、はじめはお
大盡
(
だいじん
)
の
旦那
(
だんな
)
と
尊
(
たつと
)
びし
人
(
ひと
)
を、
父上
(
ちゝうへ
)
と
呼
(
よ
)
ぶやうに
成
(
な
)
りしは
其身
(
そのみ
)
の
幸福
(
しやわせ
)
なれども
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
目鼻だちの
何処
(
どこ
)
やらが
水子
(
みづこ
)
にて
亡
(
う
)
せたる総領によく似たりとて、今はなき人なる地主の
内儀
(
つま
)
に
可愛
(
かあい
)
がられ、はじめはお大尽の旦那と
尊
(
たつと
)
びし人を、父上と呼ぶやうに成りしはその身の
幸福
(
しやわせ
)
なれども
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“内儀”の意味
《名詞》
内儀(ないぎ)
(context、dated)内々に行われる評議。
(context、dated)内証。内密の事柄。
貴人、他人の妻の尊称。
(出典:Wiktionary)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
儀
常用漢字
中学
部首:⼈
15画
“内儀”で始まる語句
内儀様
内儀樣
内儀姿
内儀風