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入込
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はいりこ
ふりがな文庫
“
入込
(
はいりこ
)” の例文
流鶯
(
りゅうおう
)
啼破
(
ていは
)
す
一簾
(
いちれん
)
の春。書斎に
籠
(
こも
)
っていても春は
分明
(
ぶんみょう
)
に人の心の
扉
(
とびら
)
を
排
(
ひら
)
いて
入込
(
はいりこ
)
むほどになった。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
今日は日比谷の散歩やら、芝居の立見やら、
滿
(
つま
)
らなく日を暮して、お
終
(
しまひ
)
に床屋へ
入込
(
はいりこ
)
んで今まで油を賣つてゐたのであるが、氣がついて見ると、腹はもう
噛
(
かみ
)
つくやうに
減
(
へ
)
つてゐる。
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
大原という処は
鬼怒
(
きぬ
)
水電工事の中心である。ために
入込
(
はいりこ
)
んでいる
工夫
(
こうふ
)
の数は三千人程あるという話だ。山間の
僻地
(
へきち
)
の割には景気がいいらしい。
商賈
(
しょうこ
)
もドシドシ建つようだし、人間の往来も多い。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“入”で始まる語句
入
入用
入口
入牢
入来
入水
入交
入日
入相
入谷