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児雷也
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じらいや
ふりがな文庫
“
児雷也
(
じらいや
)” の例文
旧字:
兒雷也
その時継母が持って帰った、番附や
鸚鵡石
(
おうむいし
)
を後に見ると、その時の狂言は八代目団十郎の
児雷也
(
じらいや
)
であった。この時継母と同行したのは山本の家族であった。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
児雷也
(
じらいや
)
が魔法か何か使っているところや、顔より大きそうな
天眼鏡
(
てんがんきょう
)
を持った白い髯の爺さんが、
唐机
(
とうづくえ
)
の前に坐って、
平突
(
へいつく
)
ばったちょん
髷
(
まげ
)
を上から
見下
(
みおろ
)
すところや
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
長方形の
湯槽
(
ゆぶね
)
の上に
石榴口
(
ざくろぐち
)
といって、押入じみた形のものがあって、
児雷也
(
じらいや
)
とか、
国姓爺
(
こくせんや
)
とか、さまざまの絵が濃い絵具で
画
(
か
)
いてあり、朱塗の二、三寸幅の枠が取ってあって
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
家構が古い形だけに、
児雷也
(
じらいや
)
とか
鼠小僧
(
ねずみこぞう
)
とか旧劇で見る義賊のような空想に過ぎない。
監獄署の裏
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“児雷也(
自来也
)”の解説
自来也、児雷也(じらいや)は、江戸時代後期の読本に登場する架空の盗賊・忍者。明治以降、歌舞伎や講談などへの翻案を通して蝦蟇の妖術を使う代表的な忍者キャラクターとして認識され、現在に至るまで映画・漫画・ゲームなど創作作品に大きな影響を及ぼしている。
(出典:Wikipedia)
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
雷
常用漢字
中学
部首:⾬
13画
也
漢検準1級
部首:⼄
3画
“児”で始まる語句
児
児戯
児童
児供
児等
児島
児玉
児女
児曹
児島高徳