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ちょい
ふりがな文庫
“
儲位
(
ちょい
)” の例文
谷氏
(
こくし
)
の史に、建文帝、生れて十年にして
懿文
(
いぶん
)
卒
(
しゅっ
)
すとあるは、
蓋
(
けだ
)
し
脱字
(
だつじ
)
にして、父君に別れ、
儲位
(
ちょい
)
に立ちたまえる時は、
正
(
まさ
)
しく十六歳におわしける。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
これより
前
(
さき
)
、太孫の
儲位
(
ちょい
)
に
即
(
つ
)
くや、太祖太孫を愛せざるにあらずと
雖
(
いえど
)
も、太孫の人となり仁孝
聡頴
(
そうえい
)
にして、学を好み書を読むことはこれ有り、然も勇壮果決の意気は
甚
(
はなは
)
だ欠く。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
此
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て太祖
密
(
ひそか
)
に
儲位
(
ちょい
)
を
易
(
か
)
えんとするに
意
(
い
)
有りしが、
劉三吾
(
りゅうさんご
)
之
(
これ
)
を
阻
(
はば
)
みたり。三吾は名は
如孫
(
じょそん
)
、
元
(
げん
)
の遺臣なりしが、博学にして、文を
善
(
よ
)
くしたりければ、洪武十八年召されて
出
(
い
)
でゝ仕えぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
儲
漢検準1級
部首:⼈
18画
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“儲”で始まる語句
儲
儲君
儲口
儲仕事
儲弐
儲役
儲書
儲溜
儲蓄
儲蔵