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傷跡
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きずあと
ふりがな文庫
“
傷跡
(
きずあと
)” の例文
お
嬢
(
じょう
)
さんはびっくりして、さっそく、のりで、とれた
手
(
て
)
をつけました。けれどどうしても
傷跡
(
きずあと
)
はとれませんでした。
三つのお人形
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
別に特別の発見もなかったが、唯一つ、右の
拇指
(
ぼし
)
の腹に針でついたほどの浅い
傷跡
(
きずあと
)
があって、その周囲だけが
疣状
(
いぼじょう
)
に
隆起
(
りゅうき
)
し、すこし赤味が多いのを発見した。
麻雀殺人事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
多くの犬に
吠
(
ほ
)
え立てられるし、寒い晩には尻尾の
傷跡
(
きずあと
)
が痛んでくるし、どうにも
仕方
(
しかた
)
がなくなったのです。
天下一の馬
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
「證據は澤山ある。欄間の障子は少し
焦
(
こ
)
げて居るし、火鉢には揉み消した短かい火繩が埋めてあつた——主人の胸の
傷跡
(
きずあと
)
や、柱の
彈丸
(
たま
)
の跡は、納戸の
梁
(
はり
)
から撃つたにしては、
勾配
(
こうばい
)
が少し違ふ」
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
跡
常用漢字
中学
部首:⾜
13画
“傷”で始まる語句
傷
傷痕
傷手
傷負
傷々
傷口
傷寒
傷心
傷所
傷痍