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停車場
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すてーしょん
ふりがな文庫
“
停車場
(
すてーしょん
)” の例文
時間には
後
(
おく
)
れたれどともかくも
停車場
(
すてーしょん
)
へ
赴
(
おもむ
)
かんと大原は中川家を辞して門外へ
出
(
い
)
でたる
途端
(
とたん
)
、走り寄って
武者振
(
むしゃぶ
)
り
付
(
つ
)
くお代嬢
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
七条の
停車場
(
すてーしょん
)
から乗った
俥
(
くるま
)
は三条の万屋の前に梶棒を下ろした。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
大原家の下女は急ぎ家に帰りてお代嬢に今の事を密告したり「モシお嬢さん、満さんは
何処
(
どこ
)
へ
往
(
い
)
かしっただ」お代嬢「
皆
(
み
)
んなの迎いに
停車場
(
すてーしょん
)
さあ往った」
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
大原は
最早
(
もはや
)
御馳走の出でざるを見て「中川君、これでモーお
終
(
しま
)
いかね」中川「お終いだ」大原「それでは僕もお
暇
(
いとま
)
をして
停車場
(
すてーしょん
)
へ出かけよう。モー何時だろう」
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
ナニ、今日夕方その地へ着くと。ハテナ、
何処
(
どこ
)
から出たろう。一の関の
停車場
(
すてーしょん
)
だ。お登和さん、僕の両親は
昨日
(
きのう
)
手紙を見て今朝
直
(
す
)
ぐに向うを出発したと見えます。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
時間通りに来れば六時に汽車が着く勘定ですから僕はソロソロ上野の
停車場
(
すてーしょん
)
まで出迎いに行って参ります。小山の奥さん、これでモー大概の用意は出来ましたね。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
今朝電報をかけたからきっと満が
停車場
(
すてーしょん
)
へ迎いに来ているよ。晩に着くと言って
遣
(
や
)
ったばかりで誰々が行くと言わないから満もきっと
吃驚
(
びっくり
)
するよ。よもや和女が一緒だと思うまいからさぞ
悦
(
よろこ
)
ぶだろう。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
“停車場”の意味
《名詞》
停 車 場(ていしゃじょう・ていしゃば)
鉄道車両が停車する場所。古めかしい表現のようだが近代になってからの造語であり駅の方が古い。
(出典:Wiktionary)
“停車場”の解説
停車場(ていしゃじょう・ていしゃば)は、鉄道において車両が停車できる施設であり、駅・信号場・操車場の総体である。
(出典:Wikipedia)
停
常用漢字
小5
部首:⼈
11画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“停車場”で始まる語句
停車場前
停車場側
停車場寄
停車場路
停車場居廻