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偖々
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さて/\
ふりがな文庫
“
偖々
(
さて/\
)” の例文
心當
(
こゝろあて
)
に助十樣と
御尋
(
おたづ
)
ね申せしと
始終
(
はじめをは
)
りを物語りけるに兩人は思はず涙を流し
偖々
(
さて/\
)
未
(
いま
)
だ年も行ぬ身を以て百餘里の
道
(
みち
)
を
下
(
くだ
)
り
親公
(
おやご
)
の
骨
(
ほね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
起
(
おこ
)
し我が子の爲と存ずる
淺猿
(
あさまし
)
き心
偖々
(
さて/\
)
苦々
(
にが/\
)
しき
所爲
(
しわざ
)
なり
斯
(
かく
)
淺果
(
あさはか
)
なる惡事何として其身の
望
(
のぞ
)
みを遂ることなるべきや因て其許も
能々
(
よく/\
)
我身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
待居
(
まちゐ
)
たり半兵衞は
頓
(
やが
)
て歸り來り
偖々
(
さて/\
)
御太儀なりしお小僧にも
臺所
(
だいどこ
)
へ行て食事仕玉へと云ひければ寶澤は
嬉
(
うれ
)
し
氣
(
げ
)
に
下行
(
おりゆき
)
食事も
畢
(
をはり
)
ける頃感應院も
祈祷
(
きたう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
偖
漢検1級
部首:⼈
11画
々
3画
“偖”で始まる語句
偖
偖置
偖愈
偖措