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俯伏
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うつふし
ふりがな文庫
“
俯伏
(
うつふし
)” の例文
楯
(
たて
)
に受ると見えしが
無慘
(
むざん
)
や女は一聲きやつと
叫
(
さけ
)
びしまゝに切下げれば
虚空
(
こくう
)
を
掴
(
つか
)
んでのた
打
(
うつ
)
間
(
ひま
)
に雲助又も
棒
(
ぼう
)
追取
(
おつとり
)
上臺が
膝
(
ひざ
)
を横さまに
拂
(
はら
)
へば
俯伏
(
うつふし
)
に倒るゝ所を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
体を此格好にしたゞけでも、もう
慰藉
(
なぐさめ
)
になり歓喜を生ずるのである。セルギウスは
俯伏
(
うつふし
)
になつた。髪の毛が顔に掛かつた。もう大分髪の毛のまばらになつた
額際
(
ひたひぎは
)
を、湿つて冷たい床に押し当てた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
“俯伏”の意味
《名詞》
頭を下げ、うつ向くこと。
笏を手に持ち、腰を折って深く礼をすること。
(出典:Wiktionary)
俯
漢検1級
部首:⼈
10画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“俯”で始まる語句
俯向
俯
俯瞰
俯目
俯仰
俯居
俯視
俯臥
俯仰天地
俯向形