“俊子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
としこ50.0%
しゆんこ25.0%
トシこ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十七という年齢としは、才女に、なにか不思議なつながりを持つのか、中島湘煙しょうえん女史(自由党の箱入娘とよばれた岸田俊子としこ)も、十七歳のとき宮中へ召され、下田しもだ歌子女史も、まだ平尾鉐子せきこといった時分
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「正宗院」と署し、宛名を「伊沢磐安殿御うもじ殿」としてある。年次は不明であるが、歳暮の祝儀が言つてある。「うもじ」は内歟うちか。即柏軒の妻狩谷氏俊子しゆんこであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ナニ、俊子トシこの様な子供に其黄金機会がないとおいひのか?おまへ一寸ちよつと、さしあたりどんな黄金機会が入用いりようなのですか
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)