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佩用
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はいよう
ふりがな文庫
“
佩用
(
はいよう
)” の例文
太刀
(
たち
)
は、加納、今村両先生の調べで割合正確なものになりましたけれども、それも楠公
佩用
(
はいよう
)
の太刀が分ったのではありませんでした。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
マレンゴーに
佩用
(
はいよう
)
した剣、すべてそれらの最後の
皇帝
(
シーザー
)
たる容姿こそ、万人の想像に上るところのものであって、ある人々からは歓呼せられ
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
毎年この日に曙の里小野塚鉄斎の道場に秋の大試合が催されて、高点者に乾雲丸、次点の者に坤竜丸を、納めの式のあいだだけ
佩用
(
はいよう
)
を許す
吉例
(
きちれい
)
になっている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
処が先生は、日本皇帝からいただいた勲章は、日本の皇室に関する時にのみ
佩用
(
はいよう
)
すべきものであるとの見地から、常時はそれを銀行の保護箱内に仕舞い置かれた。
日本その日その日:01 序――モース先生
(新字新仮名)
/
石川千代松
(著)
処が先生は、日本皇帝からいただいた勲章は、日本の皇室に関する時にのみ
佩用
(
はいよう
)
すべきものであるとの見地から、常時はそれを銀行の保護箱内に仕舞い置かれた。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
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呪物
(
じゅぶつ
)
としてこれを若い婦女たちに
佩用
(
はいよう
)
せしめる習わしのみがあったとすれば、いよいよこの物の輸送の方向が明らかになるのだが、はたして考古学の知識によって支持せられるかどうか。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
外様
(
とざま
)
又者の類までが、もしこの作を手に入れたときは、徳川への恐れと遠慮のために、その銘をすりつぶして
佩用
(
はいよう
)
するといったような当時のご時勢でしたから、又者までもがそうであるのに
右門捕物帖:07 村正騒動
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
私も
佩用
(
はいよう
)
したままで家へ帰った。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
平素身近に帯ぶることが最も
臟品
(
ぞうひん
)
を隠匿するに
聡明
(
そうめい
)
な方法と思いついたものでしたから、かように作りを変えて
佩用
(
はいよう
)
していたのでしたが、それとて右門の
慧眼
(
けいがん
)
のために、はしなくも看破されて
右門捕物帖:07 村正騒動
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
そして外出する時にはいつも、レジオン・ドンヌール勲章のオフィシエの
略綬
(
りゃくじゅ
)
をそれにつけていた。検察官は彼に「該勲章の不法
佩用
(
はいよう
)
」について検事局が起訴するかも知れないと予告してやった。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
佩
漢検1級
部首:⼈
8画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“佩”で始まる語句
佩
佩剣
佩刀
佩環
佩嚢
佩楯
佩玉
佩印
佩反
佩受