“略綬”の読み方と例文
読み方割合
りゃくじゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只大臣の服には、控鈕ぼたんあな略綬りゃくじゅはさんである。その男のにはそれが無い。のちに聞けば、高縄の侯爵家の家扶が名代みょうだいに出席したのだそうである。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そして外出する時にはいつも、レジオン・ドンヌール勲章のオフィシエの略綬りゃくじゅをそれにつけていた。検察官は彼に「該勲章の不法佩用はいよう」について検事局が起訴するかも知れないと予告してやった。