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すまい
ふりがな文庫
“
住家
(
すまい
)” の例文
仲々立派な建物で、牛の
住家
(
すまい
)
とは思われない。牛舎の中も暗らかった。暗い建物のその中に、象とも見紛う巨大な獣、
即
(
すなわち
)
闘牛が一匹いた。
闘牛
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「まあ、せいぜい
大切
(
だいじ
)
にしておあげなさるがいい。手前もまた何かのおりにお訪ねすることもござろうが、ただ今のお
住家
(
すまい
)
はこの御近所で?」
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
街上では(寒気が厳しかったので)人々は各自の
住家
(
すまい
)
の前の舗石の上や、屋根の上から雪をこそげ落しながら、暴々しい、しかし快活な、気持ちの悪くない一種の音楽を奏していた。
クリスマス・カロル
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
その心配は山高さんにお聞きすれば直ぐ分ることだと幹部の方で是非出したい方の人の考えで御造営事務局長の職にあられた山高信離氏の
池
(
いけ
)
の
端
(
はた
)
七軒町の
住家
(
すまい
)
へ人を遣って氏の意向を聞かせますと
幕末維新懐古談:55 四頭の狆を製作したはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
伴藏は
如何
(
いか
)
にもして自分の悪事を
匿
(
かく
)
そうため、今の
住家
(
すまい
)
を
立退
(
たちの
)
かんとは思いましたけれども、
慌
(
あわ
)
てた事をしたら人の疑いがかゝろう、あゝもしようか、こうもしようかとやっとの事で一策を案じ
出
(
いだ
)
し
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“住家”の意味
《名詞》
住居。すみか。すまい。
(出典:Wiktionary)
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“住”で始まる語句
住居
住
住吉
住所
住持
住人
住職
住宅
住処
住民