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住吉町
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すみよしちょう
ふりがな文庫
“
住吉町
(
すみよしちょう
)” の例文
蠢
(
うごめ
)
くものの影はいよいよその数を増し、橋むこうの向井将監の邸の角から
小網町
(
こあみちょう
)
の
鎧
(
よろい
)
の渡し、茅場町の
薬師
(
やくし
)
から
日枝神社
(
ひえじんじゃ
)
、
葭町
(
よしちょう
)
口から
住吉町
(
すみよしちょう
)
口と
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
書生の田崎が見付けて
取押
(
とりおさ
)
えたので、お玉は
住吉町
(
すみよしちょう
)
の親元へ帰されると云う大騒ぎだけは、何の事か
解
(
わか
)
らずなりに、然し私は大変な事だと感じた。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
わたしがまだ
稽古本
(
けいこぼん
)
のはいったつばくろぐちを抱えて、
大門通
(
おおもんどおり
)
を
住吉町
(
すみよしちょう
)
まで歩いて
通
(
かよ
)
っていたころ、芳町には
抱
(
かか
)
え
車
(
ぐるま
)
のある芸妓があるといってみんなが驚いているのを聞いた。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
葭
(
よし
)
の
生
(
は
)
えているような土地を埋めたてたりして、
葭原
(
よしわら
)
という
廓
(
くるわ
)
が出来、
住吉町
(
すみよしちょう
)
、
浪花町
(
なにわちょう
)
などと、出身地の地名をかたどった盛り場となり、その近くへ芝居小屋が建築されたそれが
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“住吉町”の解説
住吉町(すみよしまち)は、福岡県筑紫郡にあった町。旧那珂郡。福岡市へ編入され消滅した。
町域はおおむね現在の博多区住吉・美野島・博多駅前、中央区春吉・渡辺通・清川・高砂・那の川、南区那の川・大楠・清水にあたる。
(出典:Wikipedia)
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“住吉”で始まる語句
住吉
住吉踊
住吉区
住吉様
住吉之
住吉道
住吉詣
住吉屋
住吉祭
住吉拳