“日枝神社”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひえじんじゃ50.0%
ひえじんじや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うごめくものの影はいよいよその数を増し、橋むこうの向井将監の邸の角から小網町こあみちょうよろいの渡し、茅場町の薬師やくしから日枝神社ひえじんじゃ葭町よしちょう口から住吉町すみよしちょう口と
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
山王台(日枝神社ひえじんじや)は別して三抱みかゝえも四抱もある大樹鬱として繁り、全山、日影を見る場処は少ないので、春夏秋の三季は此木下蔭このしたかげを逍遙する者が少なからぬのです。
夜の赤坂 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)