伍子胥ごししょ)” の例文
あるいは伍子胥ごししょとなっておのが眼をえぐらしめ、あるいは藺相如りんしょうじょとなって秦王しんおうしっし、あるいは太子丹たいしたんとなって泣いて荊軻けいかを送った。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
そして呉王はこの天下第一の美人をえて大いにおごった。呉の良臣、伍子胥ごししょ諫言かんげんも耳に入れず、荒婬こういんと、連日の宴舞に、国政もみだれ果てた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『呉越春秋』か『越絶書』に、伍子胥ごししょ越軍を率いて、その生国なる楚に討ち入り、楚王の宮殿をかすめた時、旧君たりし楚王の妃妾を強辱して、多年の鬱憤を晴らしたとあった。
これは春秋の時呉王が人民とまざって飲もうとするを伍子胥ごししょいさめて、昔白竜清冷の淵に下り化して魚となったのを予且よしょという漁者がその日に射てた、白竜天に上って訴えると