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他目
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ひとめ
ふりがな文庫
“
他目
(
ひとめ
)” の例文
だが、またある折は
化
(
ばけ
)
たつもりでだまかしておいて貰ひます。それではづかしげもなく
人中
(
ひとなか
)
へも出ます。化粧といふのは
他目
(
ひとめ
)
を
賺
(
ごまか
)
すのではなく自分の心を化しなだめるのです。
鏡二題
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
夜叉羅刹
(
やしゃらせつ
)
は
猶予
(
ためら
)
わず、
両個
(
ふたり
)
一斉に膝を立てて、深川夫人の真白き手首に、黒く鋭き爪を加えて左右より
禁扼
(
とりしばり
)
、
三重
(
みえ
)
襲
(
かさ
)
ねたる
御襟
(
おんえり
)
を
二個
(
ふたり
)
して押開き、
他目
(
ひとめ
)
に
触
(
ふ
)
らば消えぬべき、雪なす胸の
乳
(
ち
)
の下まで
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“他”で始まる語句
他
他人
他所
他人事
他家
他愛
他処
他事
他国
他所行