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仇打
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あだう
ふりがな文庫
“
仇打
(
あだう
)” の例文
映画としてのこの絵巻のストーリーは、
猿蟹合戦
(
さるかにかっせん
)
より忠臣蔵に至るあらゆる
仇打
(
あだう
)
ち物語に典型的な型式を具えている。
山中常盤双紙
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
叔父は
枡屋善作
(
ますやぜんさく
)
(一説によれば
善兵衛
(
ぜんべえ
)
)と云う、
才覚
(
さいかく
)
の
利
(
き
)
いた
旅籠屋
(
はたごや
)
である。(註四)伝吉は下男部屋に
起臥
(
きが
)
しながら
仇打
(
あだう
)
ちの
工夫
(
くふう
)
を
凝
(
こ
)
らしつづけた。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
すると犬は
吠
(
ほ
)
えたけりながら、いきなり猿を
噛
(
か
)
み殺そうとした。もし雉がとめなかったとすれば、猿は
蟹
(
かに
)
の
仇打
(
あだう
)
ちを待たず、この時もう死んでいたかも知れない。
桃太郎
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇気
仇花
仇讐
仇英
仇人
仇家