云置いひおき)” の例文
加へ内濟ないさい致すべしと云置いひおきそれより又白子屋へ行き此事訴へられては此方こなた家名かめい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
聞合すれども此方へは來らずとの事故すれば取迯とりにげ相違さうゐなし出入場へ申わけすまずとて早速宿に掛合しに勘兵衞大きに驚き扨々不屆ふとゞきなるやつ四五日御待下さらばたづね出し御返し申さんと申に我等が品にあらず出入先でいりさきあつらへ物故一入ひとしほ難儀なんぎ致すに付早速に御頼み申と云置いひおき彦兵衞は新町へも右の段を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)