“二掛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたか50.0%
ふたかけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のぞいてみると、意外、中には二ツの天蓋と、二掛ふたかけの掛絡けらくと、鼠木綿ねずみもめんの小袖や手甲てっこうまでがふたり分?
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
みすまるのたま、もとより硝子がらすさふらふべけれど、美しければ二人の娘のれうに緑と薄紫の二掛ふたかけを求めさふらふ珠数じゆずにして朝にゆふべに白き手に打ち揉むにもよろしからん。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)