二夏ふたなつ)” の例文
ただし十年の計画を二年につづめたるため(名は二年なるも出版の際修正に費やしたる時間を除いて実際に使用せるは二夏ふたなつなり)
『文学論』序 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
カピ長 先度せんどまうしたとほりを繰返くりかへすまでゞござる。何分なにぶんにも世間せけん知らず、まだ十四度よどとはとし變移目かはりめをばむすめ、せめてもう二夏ふたなつ榮枯わかばおちばせいでは、適齡としごろともおもひかねます。