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争闘
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そうとう
ふりがな文庫
“
争闘
(
そうとう
)” の例文
「
武門
(
ぶもん
)
をすて、世をすて、あらゆる
恩愛
(
おんあい
)
や
争闘
(
そうとう
)
の
修羅界
(
しゅらかい
)
を、すてられた人の身の上でござるもの。話すべきにあらず、また話して返らぬことでもある」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
机博士の
暗室
(
あんしつ
)
にもぐりこんでいた春木清と牛丸平太郎は、思いがけなくも博士対首領のすさまじい
争闘
(
そうとう
)
を見た。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
抽象的の善玉、悪玉の永遠の
争闘
(
そうとう
)
の如き思想は、一時も早く排斥すべきである。同時に霊界を一の清浄無垢の理想境と考える事も、
亦
(
また
)
飛んでもない迷妄である。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
運命と人間との
争闘
(
そうとう
)
を描いたと言われる「第五シンフォニー」はこの頃作られた。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
次
(
つぎ
)
におこる
驚天動地
(
きょうてんどうち
)
の
争闘
(
そうとう
)
。
御岳山上
(
みたけさんじょう
)
におけるこの
篇
(
へん
)
の
大眼目
(
だいがんもく
)
を
描
(
えが
)
くために、あえて、ここに
緩慢
(
かんまん
)
な
数行
(
すうぎょう
)
をついやす
筆者
(
ひっしゃ
)
の
作心
(
さくしん
)
の
支度
(
したく
)
をゆるしたまえ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
という悲鳴が、
争闘
(
そうとう
)
の
草叢
(
くさむら
)
の中から響いてきた。それは武夫の口から出た叫び声にちがいなかった。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一方は光、他方は闇、この戦は精神的、並に肉体的の、あらゆる方面に向って行われる。無論両者の
争闘
(
そうとう
)
は、時代によりて
消長
(
しょうちょう
)
を免れないが、現在はその最も激しい時代である。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
しかもそれは、
寸分
(
すんぶん
)
の休みもなく走っている鷲の背なかで、天空の上で——行われつつある
争闘
(
そうとう
)
だ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一行と怪人との
争闘
(
そうとう
)
が始まったが、結局一人の怪人に一行は全く征服されてしまう。怪人は人間より遥かに強かった。又学術的に
勝
(
すぐ
)
れた頭脳を持っているようであった。
科学時潮
(新字新仮名)
/
海野十三
、
佐野昌一
(著)
マルモ隊長は、ついに
争闘
(
そうとう
)
を命令した。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“争闘”の意味
《名詞》
争い戦うこと。
(出典:Wiktionary)
争
常用漢字
小4
部首:⼅
6画
闘
常用漢字
中学
部首:⾨
18画
“争闘”で始まる語句
争闘力