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中黒
ふりがな文庫
“中黒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なかぐろ
83.3%
ちうぐろ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかぐろ
(逆引き)
一人は白羽の矢をつがえ、一人は
中黒
(
なかぐろ
)
の矢をつがえ、狙いが決った時、同時に矢ははしばみの枝をくぐって放たれた。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
ところが、眼の前へかかって来た人馬の
笠印
(
かさじるし
)
やら旅道具を見ると、俗に
中黒
(
なかぐろ
)
という丸に太い一本筋の紋——。足利家のと、よく似てはいるが、違っていた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
中黒(なかぐろ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ちうぐろ
(逆引き)
『イヤ、
中黒
(
ちうぐろ
)
です。』と
滑※
(
こつけい
)
なる
兵曹
(
へいそう
)
の
一言
(
いちごん
)
に、
大佐
(
たいさ
)
も、
濱島
(
はまじま
)
も、
私
(
わたくし
)
も
大聲
(
おほごゑ
)
に
笑
(
わら
)
ひ
崩
(
くづ
)
るゝ
時
(
とき
)
、
春枝夫人
(
はるえふじん
)
の
優
(
やさ
)
しい
眼
(
め
)
は、
遙
(
はる
)
か/\の
南
(
みなみ
)
の
方
(
ほう
)
の
水
(
みづ
)
と
空
(
そら
)
とを
懷
(
なつ
)
かし
相
(
さう
)
に
眺
(
なが
)
めて
居
(
を
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
中黒(ちうぐろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“中黒”の解説
・
中黒(なかぐろ)は、約物のひとつで「・」と書き表される。中黒の名称の他に中点(なかてん)や中ぽつ(なかぽつ)、黒丸などと呼ばれる。本来は発音しないが、必要に応じ「てん」や「ぽつ」また「ぽち」と発音されることがある。
新聞記事などでは全角文字を縦書きで使用する便宜上、小数点に全角の中黒を用いる箇条書きのはじめに用いられる記号はビュレットと呼ばれる別の記号である。。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
“中黒”で始まる語句
中黒藤
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