“なかぐろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
中黒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、俄に、とりでの高い所に、中黒なかぐろの旗(新田方の印)を掲げ、妙恵の床几しょうぎの前へ来て
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まぎれなく、それは源家の祖八幡殿が、願文とともに納めた旗らしく思われたが、あいにく紋は二引両にびきりょう(足利の定紋)であって、新田家の中黒なかぐろもんでなかった。で、彼は不きげんな色になって